自分の取り柄(強み)を知る方法

香港のビクトリア・ハーバーにて

最近、『自分の取り柄がわからない』

という人が増えている。

というわけで今日は

  • 自分の強みを見つけられない人が多いのはなぜか?
  • どうしたら取り柄(強み)を発見できるのか?

について、書いてみたいと思う。

我々(1970年代生まれ)の少し上の世代(いわゆるバブル世代)の人たちまでは、そもそも個人が自分の強みなんて考える必要はなかった。

日本経済は右肩上がりで成長していたし、企業の経営方針もシンプルで明確で、国民全体に『来年は今よりも良くなる』という共通認識があったので、余計なことは考えずに、国や会社のために尽くしていれば報われる、そう信じていたし、実際にそれで結果が出ていた。。

ところが、高度成長が終焉を迎え、国や企業が伸び悩んでいる中、自分の生活は自分で保証しなければならない、という流れになった。ちょうど私達の世代は、子供の頃にバブル期が訪れ、社会人になる手間でバブルが崩壊し、まさに時代の転換期の真っ只中にいる。

つまり、子供の頃に教えられた『常識』と、今の『常識』が違っているのだ。

さらにネット社会の到来によって、違いが加速していて、

①流れを生み出している人
②流れについていける人
③流れについていけない人

の3つに分かれている。

おそらく『自分の取り柄(強み)がわからない』
という方は、③に位置していると感じているのではないだろうか?

自分の取り柄(強み)を知る方法

では、自分の取り柄(強み)を知る方法についてお伝えしたいと思う。

男自身、もともとは学生時代から社会人前半の頃まで同じ悩みを抱えており、そこから見出していったので、今のあなたの気持ちもよくわかるし、そこから活路を見出す方法もわかる。

まず大前提として、会社などの組織の中にいる時の自分への評価基準を全て忘れることだ。会社の中での評価基準は、実はその会社にとって都合の良い基準でしかない。

例えばあなたが英語が得意だとしても、会社の中であなたの英語を必要としなければ、一切評価の対象にはならない。

でも、一歩外に出れば、実はあなたの英語力を必要とする人は幾らでもいるのだ。

『あなたよりも英語が苦手な人』

が、顧客の対象となりえるのだ。

冷静に考えてみると、会社の評価基準というものは、本来のその人の実力よりも低く査定されるようになっている。

その人の実力と同等か、それ以上に評価してしまうと、給料を上げないと割に合わないと思われかねないし、優秀な人がどんどん独立起業してしまっては、会社としては損失になってしまうからだ。(苦笑

会社の経営者視点で考えると、『できるだけ優秀な人材を、できるだけ安く雇用する』ことが会社の利益の最大化になる。

これは従業員視点で考えると、『安く買い叩かれている』ということになる。だから会社の評価基準というものは、会社の外では参考にしてはいけないのだ。

また、あなたが所属している会社の組織が大きければ大きいほど、あなたと同じことができる人は他にも沢山いるし、その分野で上には上がいるので、『自分の力なんてちっぽけなものだ』と思ってしまう。

これを男は、『同類無力化の法則』と呼んでいる。

自分と同じ様な能力を持っている人が周囲に沢山いると、自分の力は大したことないのだと思ってしまい、自分の存在価値を過小評価するようになってしまう、というものだ。

先程の英語の話に戻ると、仮にあなたが英語が得意だとして、職場の仲間も全員英語が得意だとすると、あなた自身は英語が得意だと思うだろうか?

逆に、職場の仲間が英語が全くできなかったら、あなた自身は英語が得意だと思うのではないだろうか?

つまり、私達は普段、自分の能力を『相対的に』判断しているということだ。

では、本題に戻って自分の取り柄(強み)を見つける方法は、自分がこれまで身をおいてきた業界ではなく、異業種の人たちが集まる場に身を置くということだ。

男も会社員時代は自分の強みがわかっていなかった。

ITのスキルは身につけていたけれど、上には上がワンサカといるし、自分のスキルを特別なものだとは思っていなかった。

ところが、独立起業後3年が経過してから情報発信をスタートして、自分の周りにIT業界以外の経営者達が多くなってから、次第に自分はITが得意だというセルフイメージに変わっていった。

この間に、男のITのスキルは全く変わっていない。
むしろ、どんどん新しい技術が出ているにも関わらず、男はITに関して新しいことを学んでいるわけではないので、相対的には『後退』していることになる。

でも、一歩目を外に向ければ、非IT業界の人からしていれば、さらに世の中のIT化についていくのは困難で、そこに自分の価値を提供できるチャンスがある、ということなのだ。

これはIT業界だけでなく、ありとあらゆる業種の方にあてはまる。

自分の取り柄(強み)がわからないという方は、ぜひこの視点を持って考えてみて欲しいと思う。

とにかく、なるべく多くの異業種の方との接点を持つのが良いと思う。

まとめ

  • 自分の強みは会社の中にいてはわかりづらい
  • 会社の基準で比較しては絶対に駄目
  • 異業種の中に積極的に飛び込んでいくことによってヒントが見つかる

追伸

『自分の取り柄(強み)がわからない』

これは、結婚・出産を経て一度専業主婦になられた方に多いようだ。

ところが、子育て1つをとっても、あなたが経験したことは、まだ経験していない方にとっては、とても貴重な価値になるのだ。

今回の写真の場所はこちら

ビクトリア・ハーバー/香港

香港島と九龍半島の間に位置し、ヴィクトリア・ピークから見下ろす湾の周囲の高層ビルの美しい夜景が「100万ドルの夜景」の異名を持ち世界中から観光客を呼び寄せるなど、香港の観光にとっても大きな存在である。

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